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富岡城 (阿波国) : ウィキペディア日本語版
牛岐城[うしきじょう]

牛岐城(うしきじょう)は、徳島県阿南市富岡町殿町にある日本の城跡。別名は富岡城浮亀城海部郡牟岐町にある「牟岐城」とは異なる。
== 歴史 ==
築城年代は明らかにされていないが、至徳年間1384年 - 1386年)に細川氏に従っていた新開実重が、阿波国に入った際に築城した説が有力である。
また、観応2年(1351年)に紀州の豪族で熊野水軍の首領であった安宅頼藤が築城したという説もある。
天正10年(1582年)、城主であった新開実綱(新開道善)が長宗我部元親に謀殺され、香宗我部親泰が入った〔福永、2007、p.46〕。
天正13年(1585年)、蜂須賀家政が阿波国を領有とし、支城群阿波九城の一つとして家老である賀島主水正政慶に1万石を与え、城代とした。政慶は入城後、牛岐の地を富岡と改名したため、牛岐城も富岡城と呼ばれるようになった〔。
その後、寛永15年(1638年)に一国一城令により廃城となった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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